
今回のテーマはイヤリング。
耳たぶに穴をあけて使用するものをピアス、スクリューやクリップで留めるものをイヤリングと呼んでいます。
イヤリングもまた、数万年の歴史を持つ古いアクセサリー、紀元前2,500年のウル(イラク)の遺跡からも、黄金の耳飾りが出土しています。耳飾りの、もともとの形はピアスから始まりました。古代のピアスは、耳たぶに大きな穴をあけて使用する、ボート型やフープ型のものでした。
スクリューやクリップ留めのイヤリングが登場したのは歴史も浅く、たかだか17世紀に入ってから。そしてしばらく耳に穴をあけない時代が続きますが、19世紀後半になり、再びピアスをする女性たちが現れました。それでもピアスは少数派。劇的に増加したのは、20世紀も半ば過ぎの60年代後半、ヒッピー文化華々しい時代です。当時、フープ型のピアスが大流行しました。
古代から現代まで、イヤリングの基本形は変わりません。フープ型、ボタン型、ダングル型の3つです。
フープ型はイヤリングの原型といえるものかもしれません。
ボタン型は、耳たぶにぴったりつく動きのないイヤリング。固定されているので、引っかかる心配がありません。
ダングル型は耳たぶの下で揺れるスタイル。顔の動きによってスイングするので華やかなイメージが。
ピアスの留め具は、ピアスホールに通した、ポストと呼ばれる針をキャッチで留めるもの、U字型に曲がったポストをピアスホールに掛けるものが基本で、そのバリエーションは様々です。
イヤリングの留め具は、スクリュー型、クリップ型、スクリューとクリップのミックス型。50年代にパテント登録されたミックス型は、使いやすさから、近年多用されています。
当時のHASKELLやVENDOMEのイヤリングにも、多く見られます。
かく言うわたくし、イヤリングは口紅と同じくらい、なくてはならないアクセサリー。特に、お気に入りはスクリュー型のダングルイヤリング。そう、未だピアスホールをあける勇気がありません。最近は、麻酔をかけてバシッと一気にあけてしまうとか… 一足先に穴をあけた友人から聞きました。そうは言っても、まだ怖い…
まあ、無事還暦を迎えることができたなら、記念にバシッといきましょうか…(笑)
Silver Moon
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